会社で働いていると、
だいたい数年ごとに転勤や異動がある方って多いと思います。
同じ部署にいても係替えがあったりしますよね。
「来年度から〇〇課ね」
「来月から〇〇の担当ね」
と言われた人を見ると、そのリアクションは様々です。
１．環境が変わるのは恐怖？それとも…
よし！と気合が入っている人もいれば、
今の環境が嫌なのか、行先が良かったのか、嬉しそうにしている人もいます。
「えー」と、あからさまに嫌な顔する人もいます。笑
今回はその中でも、
「環境が変わることが嫌」っていう場合について
お話しますね。
[aside type=”lime”]「変化が嫌だ」と感じているなら、
ちょっと考え方を変えて、
「成長の機会」だと意味を置き換えてみましょう。[/aside]
変化というのは、成長するためにあります^^
私もそうでしたが、
最初は分からないことばかりだった仕事に慣れてきて、
ちょっと今までより楽だなって感じるようになったり、
早く仕事を終わらせて帰ることができるようになったりすると、
居心地が良くなってきますよね。
そんなときに、
「君、異動決まったよ」
って言われたりしたら
「まじですかーーーー」
と。そりゃあ、なりますよね。笑
「せっかく慣れてスムーズにできるようになったのに…」
「色々分かってきて面白くなってきたのに…」
「早く帰ってゆっくりできるようになったのに…」
「また、新しいことを覚えていかなきゃならないのか」
みたいな言葉が頭をよぎったりしました。
あなたはどうでしょうか？
２．雛鳥の巣立ちの話
突然ですが、雛鳥の話。
雛鳥は巣立つ段階では、
まだ自由に空を飛べない状態です。
でも、そんな状態にも関わらず、
勇気を振り絞って地面へ飛ぶんです。
その後に、餌の取り方や飛び方とか、
生きていく上で必要なことを親から学びます。
地上にいても、まだ短い距離を跳ねるように飛ぶくらいしかできないのに。
車や自転車にぶつかる危険や、捕食動物に襲われる危険もあります。
「巣」という安全な環境から、
まだ一人で生きていくには難しい状態で、
新しい環境で過ごします。
雛鳥はどんな気持ちなんでしょうね。
「ちょっとスパルタすぎるよ」
とか思ってるのでしょうか。笑
巣立つ雛鳥は皆が通る道です。
つまり、一人前に成長するために必要なことです。
私達は同じ日常の中にいることで、安心感を覚えます。
無意識レベルで朝起きて、顔を洗って…
コンビ二ではだいたい自分にとって定番のパンやお菓子があったり。
通勤ルートは同じ道を通って、
毎日同じ人と顔を合わせて…
慣れないことをすると失敗するかもしれない。
環境が変わることで自分に危険が及ぶかもしれない。
転勤したら新しい人間関係を作っていかなきゃいけない。
異動したらまた最初から新しい仕事を覚えていかなきゃいけない。
自分の店やビジネスの競合が増えたせいで売上が落ちるかもしれない。
なんでこうなるんだよ…
嫌だなぁ…
って思うことがあるかもしれません。
でも、コントロールできないことに否定的な気持ちを持つより
大変かもしれないけど、
凹むこともあるかもしれないけど、
雛鳥が巣立つ時みたいに
これは全て「成長の機会」だと認識すると、
見える景色は変わってきます。
実際、人によっては環境が変わることにワクワクする人だっています。
転勤してまた新しい人間関係を作ることができる。
異動して新しい仕事ができる。
いきなり明日からそれぐらいポジティブになろう！
ということをお伝えしたいわけじゃありません。
「起こった出来事に対して、どう考えるか？」
というのは自分で選べます^^
「嫌だなぁ」と考えるのを選ぶか、
「成長する機会だな」と考えるのを選ぶか。
あなたはどうでしょうか？
３．副業で大切なのは、変化していくこと
特に「副業」を始めた時は、
０からのスタートであればあるほど、
常に変化の連続を味わうことになります。
それも、自分の意思で「変化」を起こしていかなければなりません。
ただ待っていても、誰も変化は起こしてくれません。
待っているだけだと、驚くほど何も変わらず、
時間だけが過ぎていきます。経験済みです。笑
だからこそ、一人でなかなか動けない時は
コーチングを受けたり、コンサルを受けたり、
「サポートを受ける」ことで私は進んできました。
副業では、環境の変化に対して肯定的な感情や
成長意識が必要です^^
「楽しい！」と感じられることが一番ですが、
時にハードルが高いと感じたり、
不安に感じることも出てくるでしょう。
もし、「変わっていくこと」に対して
強い不安を感じていたり、
立ち止まってしまって動けない状況になってしまったりしたら
まず、それは「成長の機会」が目の前にあるのだと考えてみましょう。
そして、一人で抱えこまなくていいんです。
しかるべき人に相談しましょう^^
少しずつでも、変化に対して良いイメージを増やしていきましょうね！
