「ちょっと高いけど…これいいなぁ」
買い物をしていて
こう思う時、ありますか?
以前、宮城県にあるアンパンマンミュージアムに
行ってきた時の話をします。
Contents
1.ブランドという付加価値
そこには「ジャムおじさんのパン工場」なる
パン屋さんはじめ
色んなグッズが置いてありました。
このミュージアムにある服や帽子って、
私が普段買っているものより
ワンランク上の価格帯になるのですが、
それでも欲しい、
買ってもいいかなと思ってしまいます。笑
ブランドと思われることによって
価格が比較されづらくなります。
そもそも、比較されてしまうと
なぜ都合が悪いのでしょうか?
商品サービスを提供する場合は
「値下げ競争にさらされてしまう」
ですね。
つまり、
ブランドと認識されることで
値下げ競争から抜け出して
安くすることなく
自分が納得できる価格で提供することができます。
これをあなたが提供するサービスで
考えてみましょう。
同じ「コーチング」でも、
ブランドと認識されると、
高くても納得して買って頂けます。
ではなぜ
他のサービスと比べられて、
「似たようなサービスなら安い方がいい」
と値下げ競争に巻き込まれずに
買って頂けるのでしょうか^^?
結論から言うと…
その答えの一つは、相手にとっての
「付加価値がついているから」です。
2.ブランドは高級ブランドだけじゃない
誤解の無いように説明しておきますが、
ブランドとは何も
ヴィトンやグッチのような
世界中の人に知られているレベルのもの
だけじゃありません。
世界で10人の人しか知らなくても
その10人の人が
「これは価値がある!」
「他のものよりこれがいい!」
と思ってくれれば
「ブランドとして見られている」
ということです。
言い方を変えると、
「オリジナル感」が相手にとって魅力的に受け取られている状態
ともいえます^^
逆に「オリジナル感」が無く
同じようなサービスがたくさんあればあるほど、
相手にとっては
「どれを選んでも変わらない」
と思われるようになります。
3.付加価値によって「似たようなもの」から抜け出す
(1)そもそも付加価値って何?
これは簡単に言うと、
もともとの価値に付け加えたもの。
今はもう当たり前になっているけど、
えんぴつに消しゴムを付けたら消しゴムは付加価値
チョコレートに“砂糖不使用”
30人のセミナーに“個人面談”
同じ内容の2つの本、片方はお洒落な“読書カバー付き”
相手にとって「便利だな」「これいいな」って
「価値がある」と感じるものを付け加えたら、
それが付加価値になります。
(2)どんな付加価値がついているか?
アンパンマンミュージアムで私が感じた付加価値はこの2つです。
- キャラクター
- 世界観
キャラクターはアンパンマンやバイキンマンなど
それぞれのキャラクターのことです。
有名人と同じですね。
Tシャツ、帽子、ボールペン、
これにキャラクターがついていると
好きな人にとっては、
既にただのTシャツだと思わなくなります。
世界観。
これは、 ショッピング街からレストランまで、
まさに建物の外観から中まで
全てがアンパンマンワールド。
同じコーヒーでも
紙コップで飲むのと
お気に入りのマグカップで飲むのとでは、
気分が違いますよね。
もしかしたら味も違うと感じるかもしれません。
アンパンワールドという入れ物。
この世界観が付加価値になります。
4.コーチやコンサルにとっての商品の付加価値とは?
では、コーチングなどのサービスの
付加価値にはどんなものがあるでしょう?
「目標達成コーチング」
「売上UPコンサルティング」
これに付加価値を付けるなら
何をつけますか^^?
今までの話からいくと
キャラクターと世界観が
出てくると思います。
あなたという人間。
あなたが持つ世界観…思いや考え方などの価値観ですね。
ここではもう一つ
私達、個人でサービスを提供する場合に
強みとなるものを挙げます。
「オーダーメイド」です。
相手の状況やレベルに合わせて
サービスの内容をアレンジして
ぴったりなものを提供する。
こうすることで、
「オリジナル感」を感じてもらえます。
これは強力な付加価値になります。
ヘアカットでも
マッサージでも
カウンセリングでも
この部分の質を高めていくことができれば、
安くなくても、
欲しいなと思ってくれる人が出てきます。
5.どんな付加価値を付けますか?
相手にとっての
「付加価値」
これによって
他のサービスと比べられて、
「似たようなサービスなら安い方がいい」
と値下げ競争に巻き込まれなくなります。
そして、安売りすることなく
提供することができます。
あなたの商品サービスは比べられやすいでしょうか?
安くなくてもいいな、欲しいなと感じてもらうために、
どんな付加価値を付けますか?